2人の時間は 甘くて 熱くて。


「雪穂の肌 ピチピチしてる。やっぱり 若いなぁ。」

熱い愛を 交わした後

博幸は 私を抱き上げて 浴槽に沈む。


「そうかな…」

「ほら。こんなに 水を弾いてる。」

私の胸元に お湯をかけて 博幸は言う。


「雪穂 ごめんな。俺 ひどい男だよな。」

「どうして?そんな事 ないよ?」

「こんな綺麗な雪穂 ここに 閉じ込めておいて。本当に ごめん。」

「いいの。私が 博幸と一緒に いたいんだもん。全然 平気だよ。」

「雪穂…」


もしかして 博幸は 私と 別れたいの?

こんな二重生活 もう疲れたの?


その方が 私のためだから?

今なら まだ 取り戻せる?


不安になれば なるほど 熱く燃える2人。


一緒の時間は 存在を 確かめあうように。


淫らに求め合うことで

お互いが 縛り合っていた。