私だって 年相応の恋愛がしたいと思う。


一緒に ドライブしたり。

街を 歩いたり。


ペアの小物を 選んで

2人で 使ったり。


私達の恋は 私の部屋の中だけ。


私は ずっと 彼がいない振りをする。

誰にも 博幸のことは 話せない。


博幸は そんな私を 可哀そうだと思っている。


できるだけ 一緒の時間を 作ってくれる。

一緒にいる時は 恥ずかしいほど 甘えさせてくれる。



それで 幸せだと思いながら

時々 無性に 寂しくなる。