それから 博幸は 毎日 私の部屋に 寄ってから帰る。


遅くまで 残業した日でも。

玄関で 私を抱き締めて キスして帰る。


定時で上がれる日は 

私の部屋で 夕食を食べて。

私を 熱く抱いて帰る。


土日の どちらかは 深夜まで 私の部屋で過ごし。

何度も 私を 満たしてくれる。


水曜日は 昼間 私の部屋に来て

夕方までの時間を 一緒に過ごす。


職場で 態度を変えない私に

博幸は 満足していたから。


少しでも 一緒にいる時間を 作ってくれる。



私は 2人の関係を 少しずつ 理解していく。


私が 不満を言って 博幸を困らせなければ

博幸は 私を 離さないことを。