アイドル絶対殺戮戦線

利己主義だと思われてしまうだろうか。せっかくできたファン(?)に対して失礼なことをしている自覚はあった。


ただ、こうして話している間にもタイムリミットは刻一刻と迫っている。


私に叶えられるお願いなら何でも聞く。だからどうか、私を崖っぷちから救って――!


【僕の目的は星ヶ峰学園を崩壊させることです。そのために、七歌さんにはこの卒業式に会員として参加している奴らの名簿を手に入れていただきたいのです。


 星ヶ峰の会員選別は、収入から社会的地位、口の堅さまで考慮してかなり厳密に行われています。僕自身も、かなり苦労して潜り込みました。


 そんな貴重な財産ともいえる会員名簿を、星ヶ峰が保管していないわけがないのです。


 協力してくださるというのなら、僕も協力者をみすみす死なせるわけにはいきません。七歌さんの卒業に向けてできる限りの助力をいたします】