アイドル絶対殺戮戦線

ラスト1曲にしよう。1番好きな歌をここで歌い切って、私のラストライブにしよう。


そのステージは決してきらびやかなものじゃないけど、C組の私にはこれくらいがお似合いだ。


そう考え最後の曲を流そうとしたときだった。


ピロンと私の耳に、聞きなれたスマホの通知音が届く。


せっかくのラストライブなのに、水差さないでよ。


実力だけじゃなく運も足りてないなんて。泣きたくなる気持ちを押し隠して、私は無理やり笑顔を作った。


ダメダメ、アイドルはいつでも笑顔じゃないと。