アイドル絶対殺戮戦線

「まさか明日菜が……明日菜が助けるなんて!」


「私はあなたのことも助けてあげた慈悲深いA組の女王だけど?」


「自分で女王とか言ってるし……」


冗談を交わし合う私たちの横で、浦安さんは泣き崩れていた。


「本当に……本当にありがとうございます……!」


と明日菜に対して土下座でもしそうな勢いだったから、慌ててそれを押しとどめる。


「私たちはこれから仲間なんだからさ、変に恩に着る必要はないんだよ」


私がそう声をかけると、横にいたみゆきも、


「そうそう。七歌も明日菜に命救ってもらってるんだからな。……それからあたしも、七歌に救ってもらってる」


と照れ臭そうに視線を下げた。


「あんたには一生恩に着せてやろーっと」


「は? 調子乗んなよ」


「すびばせん」