アイドル絶対殺戮戦線

「いやー、あまりにも大事に抱えてるもんだからさ、どーしても気になっちゃって。小田さんが図書室にいなくなったあとにこっそり見させてもらったよ。


 日記か何かかと思ったけどまさか自作の小説とは……。寮の部屋には鍵かからないし、同室の子に見られる可能性もあるから図書室に隠してたのかな?」


ぐう、と唸るだけなところを見ると、図星のようだ。


「小説の中身もきっちり読ませてもらったよ! それでね、私……ファンになっちゃった♡」


今度こそ小田さんは、「いい加減にしろ!!!」と暴れ出した。


「いい加減にするのはそっちだよ。ヤンキーの女の子がアイドルを目指す物語、だっけ? まるで小田さんみたいだね。


 こんな夢と希望しかありませんって小説書いときながら、作者本人は屋上から飛び降り自殺ですって……いい加減にしろよ」