アイドル絶対殺戮戦線

そのような情報が自分を傷つけるばかりで何も益をもたらさないことを知っていた私は、意識的にそれを遮断していた。


それでも与えられるストレスは並大抵のものではなかったから……もし小田さんがその掲示板をまともに見ていたと仮定するなら、その心労は計り知れないだろう。


「でもそれで死んだら、アンチたちは喜ぶばっかりだよ? 匿名性にあぐらをかいて、集団に紛れてるクズのために死ぬことないって……!」


「そんなこと、わかりきってるんだよ大宮さん」


こちらを向いた小田さんの目は、ひどく静かだった。


「わかってるんだよ、あたしが死んでもあいつらは何も感じない。わかってるんだよ、だけどやっぱり自分の命は特別だって誰もが思いたいじゃねぇか……!」