アイドル絶対殺戮戦線

「小田さん!!」


そう呼びかけると、金色は涙に濡れた瞳で微笑んだ。


「大宮さん、どうしたの?」


「どうしたのって……こっちのセリフだよ! さっきまで楽しくお喋りしてたのにさ、突然死なれるこっちの身にもなってよね!」


「はは、ごめん……でももう、決めたことだから」


どうして死ぬつもりなの? そうは聞けなかった。


小田さんの命の天秤は、瀬戸際で不安定に揺れている。それに不用意に触れられるほど、図太くできていない。