アイドル絶対殺戮戦線

「じゃ、じゃあ私はもう行くね。これからはあんまり図書室には近づかないようにした方がいいのかな……?」


「そういうわけじゃないけど……ごめん……」


片付けも終わり、日向ぼっこは十分満喫したので図書室にも用はない。


明らかに何か隠している小田さんの様子が気にならないといったら嘘になるけど、本人が隠したがっているものを詮索するような無粋な趣味はない。


と、いうことで私は小田さんに背を向けると図書室を後にしようとした。


そのとき。


グイッ。


ブレザーが何かに引っかかったのか、強く引っ張られる感覚が背中に。


「ちょっと小田さん、何か引っかかってない……?」