アイドル絶対殺戮戦線

「とにかく出て行け……!」


力づくで私を追い出そうとする小田さん。


だけど。


「その本棚、1人で片付けられるの?」


私が散らばった本たちを指差すと、わかりやすくたじろいだ。


小田さんが起こした事故の被害はけっこう甚大で、1人で片付けるとなると相当時間がかかりそうだ。


その点、2人でなら単純計算で2倍の速度で片付けられる。


「う……う……」


小田さんはしばらく唸っていた。しかしついに観念したのか、


「わかった。だけどあたしが図書室に来たことは、他の人には絶対言うなよ……!」


とよくわからない条件付きで私が図書室にいることを許してくれた。