アイドル絶対殺戮戦線

声と声が重なった。


白い天井。そこから目線を下に向けると、頭皮に見えた黒い髪、そこから伸びる金色のストレート。


「小田さん……」


どうしてここにいるの。


その質問は、相手に奪われた。


「どうして……どうしてここにいるんだ!?」


私以上に動揺しているように見える小田さんが後ずさり、


「危ない!」


忠告も間に合わず、本棚に突っ込んだ。


ガタガタガタ……大きな音を立てて、小田さんの上に本が崩れ落ちてくる。