アイドル絶対殺戮戦線

「無理だーーーーーー!!!!」


ひとっこひとりいない廊下の真ん中で、私の絶叫だけが響く。


無理。無理。無理だ。


そもそも私が”どうして”明日菜の元に行ったのか忘れたのか?


星ヶ峰の絶対女王とC組の崖っぷち女、格が違うのは誰より私がわかっている。


それでも、恥を忍んであるのかないのかもわからない同室の縁なんて不確かなものを頼るしかなかったのは、もう誰も組んでくれる人が見つからなかったからだ。


それを、明日菜の名前を使ってならまだしも私ひとりで、どうやって仲間を探せばいい?


半分涙目になりながら、私の足は自然とある教室へ向いていく。