アイドル絶対殺戮戦線

「どうしたらいいのかもうわからない! こんなこと、明日菜に言ったって仕方ないってわかってるけど……でも止められない」


涙で滲む視界に、明日菜が狼狽えている様が見える。


永遠にも感じられるほど長い時間、嗚咽が室内に響いて。


閉ざされたレッスン室D。そこから聞こえてくる女の泣き声……なんて、新たな都市伝説作っちゃうかも?


そんな、馬鹿みたいなことを考える余裕ができてきたころ、明日菜がつと私に手を伸ばしてきた。