アイドル絶対殺戮戦線

「……で、どうしてここに来たの?」


キャラクターTシャツを着ていても、変わらず鋭い瞳が私を射抜いた。


神咲さん――もとい、明日菜の視線には相変わらず躊躇も遠慮もかけらもなくて、思わず下を向いてしまう。


だけど。腹を据えて、顔を上げて、


「お願い。私とグループを組んでほしいの……!」


切実な頼みだった。


A組の明日菜とC組の私。格どころか住んでいる世界すら違うのはわかっていた。


でも。それでも……!


「明日菜以外、頼む人が思いつかない。どうか私の命を救って。お願いします……」