アイドル絶対殺戮戦線

惨めで仕方なかった。


私に実力があれば。人気があれば。


こんなやつらに頭を下げなくても、グループに入れてくれる人はたくさんいただろうに。




――いや、違う。




実力がなくたって、人気がなくたって、グループを組んでくれる人はいる。


だけど私が茜を裏切って、里野さんを見殺しにして、自己中心的なクズだから誰も組んでくれないんだ。


だから私は、どれだけ惨めだろうと、無様だろうと、頭を下げ続けるしかないんだ。


「お願いします。私はどうしてもアイドルになりたいんです。どうか……どうか仲間に入れてください!」