アイドル絶対殺戮戦線

2人の顔を見上げれば、瞳孔が開ききっていた。


イかれた黒目はまるでブラックホールで、ぼうっとしていると吸い込まれてしまいそう。


「母親が伝説のアイドルだか何だか知らないけど、アイドルへの熱意高すぎて鬱陶しいし」


「そうそう、C組の分際でA組にライバル心抱いたりとかしてて、本当滑稽だったよね」


2人の口から出る私の悪口は、とめどなかった。


四方八方から罵られているようで、重たい石が乗せられたように自分の意思ではなく頭が下がっていく。