アイドル絶対殺戮戦線

「どういうことって、そういうことだよ。あんたはここにいる誰にもグループに入れてもらえない、必要とされてないの」


刺々しい物言い。だけどその声の持ち主には、たしかに心当たりがある。


振り向かなくてもわかった。だってそれは、3年間聞き慣れた声だもの――。


「光、莉……」


3年間を共にした仲間がそこに立っていた。


だけどその表情は厳しく、見たことないような瞳で私を鋭く睨みつけている。


「卒業式第4幕は17時からじゃない。講堂に集まるのが17時ってだけであって、卒業式自体は朝から始まってるの。


 課題内容は『17時までに卒業後も活動をともにするグループを作ること』。もちろん課題を達成できなければ、今まで通り即殺される。


 初動が大切な課題だったから、みんな早起きしてもうほとんどグループを作り終わっちゃってるけど、お寝坊さんは残念だったね?」