アイドル絶対殺戮戦線

食堂自体に用はなかったのだから、別に立ち去ってもよかったのだけれど。


負けん気が頭をもたげて、私は中央にある椅子に腰を下ろした。


生意気に花なんか飾られちゃっているテーブルを見つめるふりをしながら、周囲に気を配る。


食堂にいるのは、私を含めて12人。


卒業式に残っている生徒の半数以上が、ここにいる計算になる。


憩いの場とはいえ、これだけ多くの人が食堂に集まることはそうそうなかった。


それだけで不安感が胸をよぎる。