アイドル絶対殺戮戦線

「……36でした。私、意外と力が強いんです。幻滅しないでくださいね? えへへ」


最後に照れ笑いをするところまで、里野さんは完璧だった。


「里野詩織、勝利!」


そうして7番のパネルは、里野さんが獲得したことを示す青色に染まっていった。


額に浮いた汗をハンカチで押さえながら、里野さんが3番のパネルを見据える。


言葉にされなくても、意図は伝わった。


次、3番のパネルをかけて最終決戦を行いましょう?


望むところだ、と私も声に出さずに里野さんを見返す。