アイドル絶対殺戮戦線

もし7番を里野さんが獲得したら……1番と2番を揃える私と5番7番を揃える里野さんとで、間違いなく3番を巡った争いが起きる。


3番を手に入れればお互い勝利。そんな状況での試合はおそらく白熱したものになるだろう。


観衆がその盛り上がりを求めているのも理解できた。


だけど。


「私は盛り上がりのために負けてあげたりはしませんよ」


里野さんを見据えて宣言すると、彼女も挑戦的にこちらを見つめてきた。


「もちろん。実力で勝つので大丈夫です」