アイドル絶対殺戮戦線

ゴゴゴゴゴ……!


空いっぱいに響く轟音に耳を奪われたと思うと、


「ありがとうございますー!」


満面の笑みで里野さんが手を振る先にあったのは、運動場に迫る特大のヘリコプターだった。


「あれ……あれがファン!?」


「そうです。ちょうど私のファンにヘリコプターを所有している方がいて、星ヶ峰まで10分ギリギリの距離だったんですけど、飛ばして来てもらいました」


にっこりと目を細める里野さんに、心臓が震える。


「ちょうどヘリに縄を繋ぎ終わったみたいですね。さぁ、綱引きをはじめましょう?」