アイドル絶対殺戮戦線

里野さんがカメラに向かって微笑んだとき、身体中を電撃が駆け巡った。


指先がピリピリと痺れる。


また、あれだ。


「先生。私のファンがちょうど到着したようなので、カメラに映る範囲を大きくしてもらうことって可能ですか?」


「できますが……これで運動場全体はすでに映っていますよ?」


「いえ、空まで映してほしいんです」


空まで? 頭に浮かんだその疑問はすぐに解消された。