アイドル絶対殺戮戦線

2トントラックに数十人の従業員。


里野さんのファンは相変わらず増え続けていたけど、それでも私の圧倒的な戦力に里野さんの顔にも焦りの色が浮かび始める。


「トラックがありなんですね……それなら……」


と何やらぶつくさ唱えているけど、ほぼ勝ち確定の私の耳には入っていなかった。


ただただ、突然社長に連れてこられたかわいそうな高瀬化学の従業員を慰めるべく、アイドルとして愛想を振る舞う。