アイドル絶対殺戮戦線

それから1分もたたないうちに、1人の男性が運動場に姿を現した。


里野さんがカメラに呼びかける。


「ありがとうございます! がんばってくださーい!」


デレデレと相好を崩した男性は、「里野」と書かれた側に立ち縄を持ち上げた。


その男性を皮切りに、次々と里野さんのファンが運動場へ集まってきた。


対して、私のファンは未だ0人。


それはそうだ。事前に予告していたならともかく、数分のうちにこれだけのファンを集められる里野さんの方が異常なのだ。