壇上の空気が一転し、今度は里野さんにカメラが向けられた。
至近距離に迫るレンズに対しても彼女は全く動じることなく、静かに微笑みを向けている。
「20秒、存分に魅力を発揮してください。それでは里野詩織さん、お願いします!」
「……はい」
静かに、凪いだ海のように里野さんは話し始めた。
不思議と頭がぼんやりとして、里野さんの話に意識が吸い寄せられる。
「A組、里野詩織です。私はみなさんの心配数を無理に上げようとは思いません。
アイドルのためにファンがいるのではありません。ファンのためにアイドルがいるのです。
辛いときに気づけば側にいて支えられるような、そんな存在に私はなりたいんです」
至近距離に迫るレンズに対しても彼女は全く動じることなく、静かに微笑みを向けている。
「20秒、存分に魅力を発揮してください。それでは里野詩織さん、お願いします!」
「……はい」
静かに、凪いだ海のように里野さんは話し始めた。
不思議と頭がぼんやりとして、里野さんの話に意識が吸い寄せられる。
「A組、里野詩織です。私はみなさんの心配数を無理に上げようとは思いません。
アイドルのためにファンがいるのではありません。ファンのためにアイドルがいるのです。
辛いときに気づけば側にいて支えられるような、そんな存在に私はなりたいんです」



