アイドル絶対殺戮戦線

「無作為に10名、会員様から選ばせていただきました。こちらのみなさまの心拍数の変化で、愛嬌勝負の決着をつけさせていただきます。


 制限時間はそれぞれ20秒です。それでは大宮七歌さんから参りましょう!」


ぐいっとカメラが眼前に迫ってきて、慌てて私は笑顔を取り繕った。


「GO!」


堂々の掛け声が聞こえたと同時に、目の端に映るタイマーがカウントを進めていく。


「え、えっとぉ……みんなのこといっぱいドキドキさせたいなぁ?」