こうして始まった勉強会



いつの間にか席について教えあいが始まった。



私の左に朔斗先輩がいてその正面にはお兄ちゃん、その隣に一花ちゃん。



一花ちゃんはお兄ちゃんと英語の訳の確認してて



私は、苦手な数学!



「莉乃ちゃん、どれくらい進んだ?」



どれどれーと言いながら私のノートを覗く朔斗先輩



さりげないく自然な急接近は慣れてなくてちょっとドキッとする。