ガラガラ……
出席確認のため、教室に入らないといけないらしく、心臓バクバクしながら教室へと入る
その途端ひそひそ話していたみんなの視線が私に集まる
心臓が壊れそうっ
黒板に貼ってある席を確認して、自分の席に着く
私の後に何人もぞろぞろと入ってきた。
どうしよう、1人も知ってる人がいないよ
緊張と焦りが押し寄せてくる中、ドサッと
隣の席に誰かが座った。
「はじめまして」
え、私?そう思って隣の人の顔を見ると
今まであった人の中で1番とも言える美人が座っていた
うわぁ、顔ちっちゃい!
「おーい、あれ?聞こえてる?」
隣の席の美人さんに見とれちゃってた
「あ、聞こえてます!ちょっと見とれてて……あ、いきなりごめんなさい」
そう言うと、あははって笑って
「そんなはっきり言われたの初めて!」とまた笑う美人さん
恥ずかしくて赤くなる私の顔
「私、瀬戸一花。名前教えて?」
「わ、私は小西莉乃です。」
「莉乃って呼んでいい?」
こくこく頷く私

