親友のお兄ちゃんに恋しました！

｢大丈夫…ですか？｣




｢…大丈夫。あ、資料そこ置いといて｣



顔を若干背けながら言う恵斗先輩



｢あ、はい！｣




サッと資料を近くの机の上に置く




｢この前、驚かせて悪かった｣




｢いえ、全然！私も一花ちゃんのお兄さんだとは知らなくて…｣



｢今日一花は？｣



｢先に帰っちゃって…｣




｢あいつ……。これから1人でここに来るなよ？俺と朔斗だけが使うわけじゃないからな。次からは、一花と。な？｣



どういうことだろ




｢わ、分かりました｣




何か心配してくれてるってことだよね




やっぱり恵斗先輩は、優しい