医者嫌いの彼女

夕方、看護師から亜妃がご飯を食べても嘔吐して
ほとんど食べれていないとの報告を受ける。

元々、病院に行くと嘔吐していたと言う亜妃。
それに加えて今回の事で余計ストレスが
かかっているのは間違いない。

業務を終わらせて、亜妃の部屋へ向かう。

「…亜妃。吐き気は?」

亜妃「…へーき。」

軽く診察をした後、近くに椅子を持っていき座る。

「…なぁ、聞いて。あの婚約者の話なんだけど…。」

そう言って話を始める。

桐島病院の院長に気に入られて、娘さんと
お見合いの話を持ちかけられた事。

断るより前に仲人を立てられ、
断れない状況になってしまったこと。

一度あって、本人にきちんと断りもしたし、
相手からも、決めた相手が居ると断りを受けたけど、
院長が婚約させると言ってきたこと。

日曜日、もう一度、改めて断りに院長の家に行っていたこと。

全てを話す。