再び病院に戻ると慶太に会う。

慶太「お前大丈夫か?一睡もしてないだろ。」

「1日くらい寝なくたって平気だよ」

今までだって1日2日なら寝れないことはあった。
別に大した事はない。

慶太「お前が倒れたら元も子もないだろ。
なんか変化あれば連絡するように
申し送ってるから…今日は帰れよ?」

「あぁ…サンキュ」

しかしそれから4日間、亜妃に変化は見られなかった。
毎日仕事終わりには亜妃の所に行き、
声をかけるが、一向に目を覚ます気配はなく
だんだん焦りを覚える。

発作の事…どうして俺に言わない?
こうなる前に…違うな。
俺が言わせる暇を与えてなかったんだよな。

本末転倒とはこの事か…。

面倒見るとか散々デカい口叩いてこの有様とは…

医者も彼氏も失格だな。