わからない。 考えるのはやめにしよう。 今のままで良いんだ。 雅暉さんが言っていたことが本心なら、どうせ私が未成年である内はどうにも出来ない。 もう年の差に対してあまり何も思わなくなってきた。 もうそれに関しての諦めがついたのかもしれない。 「着いたよ。ごめんね、苗ちゃん。またバイトでね・・・!」 「わざわざ送ってくれてありがとうございます。あの、空さん・・・・・・。また、ご飯行きましょうね」 「・・・・・・うん。苗ちゃん」 「はい??」 私が車から降りようとすると呼び止められた。