「・・・・・・苗、後でちゃんと答えて」


「っ・・・・・・。うん」


 ほぼこれで気持ちはバレてしまったと言っても過言ではない。


 私は恥ずかしくてなかなか顔を見れなかったけど、チラッと大和くんの横顔を見ると、耳が少し赤くなっているような気がした。


 結果から言うと、全然イルカショーに集中出来なかった。