生徒会長は優等生

静かな公園

遠くから誰か走ってくる音がする

うっかり隠れてしまった

だんだん足音が近くなる

怖い

体育座りして隠れる

「はぁ…いた」

ビクッ

聞き覚えのある声に顔を上げる

律「…悠太くん」

悠「ほら。」

手を差し出される

何でだろう

悠太くんは怖くない

私はその手に自分の手を置いた

グイッ

勢いよく引っ張られて

悠太くんの胸に飛び込んだ

ギュ

何故か抱きしめられた