Sun × Moon ~正反対のふたりは探偵です~

「いやぁ。さすがですね、輝本さん」

 月乃は隣を歩く輝本に視線を移した。

「ありがとう。暖かい事件だったね」

「ええ。でもよくダイヤモンドだってわかりましたね」

「目に少し触れたんだけど、すごく硬くてね…それでピンときたんだ。帰りに質屋に寄って見てもらったらビンゴだったよ。あとは、石川の実家に電話した時、運良くおばあさんが出てくれて色々教えてもらえたのも良かった」

 やっぱり輝本はすごい。

「私、輝本さんの助手になれて良かったです。これからもよろしくお願いします」

 言ってから少し照れくさがったけど本心を言えて嬉しかった。

「こちらこそ。よろしくね」

 輝本が向けた笑顔は、太陽のように眩しかった。