「そうなんですね…。よろしくお願いします」 月乃はもう一度頭を下げた。 「じゃあ、早速だけど、石川から詳しい話を聞こうか」 輝本はそう切り出し、月乃に席に座るよう促した。 「じゃ、話すね。これは1ヶ月前ぐらいからのことで…」