噂では飛尚が中夜祭で自分(林先生)よりはるかにマジックがうまくて盛り上が

ったためちゃくちゃ嫉妬していたらしい。






このあとも飛尚は色んな先生の前でバカにされたり体育館の清掃をどうでも良

い理由から一人でやらされたりといじわるをこの他にも色々受けていた。(大
人がやることではない)







飛尚は精神的にも林先生を怖がるようになり、目が合うだけでも震えるように

なってしまった。(飛尚の体型が少し小さいことにも目をつけたのだろう)





そんなときだった。マジックバーの店長から正式にこのお店のマジシャンになってくれないかとお願いがあったのだ。どうやら人手が足りてないらしい。






店長『お前は結構人気だしこの店には欠かせない存在になったんだ。少しこの

事も考えてくれないか?まだ学生なのはわかったうえでだ。』






飛尚『少し時間をください。』








飛尚は一週間悩みに悩み続けた。