中夜祭のときから林先生と目が合うたび睨まれるようになった。








飛尚は何で睨まれるようになったのか不思議で仕方なかったが、







ここから林先生の意地悪が始まったのであった。








毎日目が合うだけでも舌打ちをされ、他の子にはデレデレしてるのに飛尚にはものすごく厳しかった。靴下が少し下がっていただけで職員室に呼ばれ死ぬほど怒られた。周りの子も飛尚だけ林先生の態度が違うことに徐々に気付きはじめていた。とある日髪型チェック(この学校ではたまにやる)を行った。他の子には


 



『はい、ok いいね』






という林先生だが、飛尚には







『ギリギリ』





と言って飛尚を追い払うように







『はい次ー』




と言った。