甘くて意地悪な後輩クンの誘惑

「あ、いや、その、ご褒美にというか…

というか、そもそもこの時間にケーキなんて売ってないよね」

笑いながら誤魔化すものの、
彼は何故か疑うような目で私を見つめる。


「誕生日…なの、私の。
まぁ、あともう少しで終わっちゃうけど」

隠す意味もないなと開き直ってみたものの、
青葉くんは無言のままだった。


(この空気、耐えられる気がしない……)


そんなことを思っていると、


「コンビニ、付き合ってもらってもいいですか?」

そう言って、
私の腕を引っ張って足早に歩き始めた。