甘くて意地悪な後輩クンの誘惑

「随分と素直ですね、先輩らしくないですよ?」

どうやら、いつもの彼に戻ったようだ。

「はいはい」と受け流しながらも、
私は青葉くんとの会話をどこか楽しく感じていた。


(そういえば、今日、誕生日だったな……)


「…ケーキでも買って帰ろうかな」

「ケーキ、ですか??」


心の声が口に出てしまったらしい…

聞き逃してはくれなかった青葉くんは不思議そうに私の発言を聞き返す。