甘くて意地悪な後輩クンの誘惑

そんな私の反応が、
青葉くんにとっては面白くなかったのだろう。

私から遠ざかる足音がした。


彼が何故この時間まで
会社に残っていたのかは謎だけれど、

私を冷やかしたかったに違いない。


「まるで小学生……」


心の声が声に出てしまった。


慌てて口を塞いだけれど、
もう青葉くんはもうここにはいない。

(何やってんだか)


自嘲気味に笑いながら、
彼が置いていった缶コーヒーに手を伸ばす。