甘くて意地悪な後輩クンの誘惑

「ほら、先輩がお呼びだよ」

私は加奈の背中を軽くトンと押した。

「ごめん……
でも、何かあったら力になるから!

じゃあまたあとで!!」


そう言って、
先輩の元へ急いで駆け寄っていった。


私なんかを気にかけてくれる
優しい同僚に恵まれたことに改めて感謝しながら、


現実と向き合う為にデスクに座った。 


(始発帰りも覚悟しなきゃな……)