甘くて意地悪な後輩クンの誘惑

私は仕方なく青葉くんとの乾杯を済ませ、
ウーロン茶を少し口に含む。

(居酒屋に来たのに2人してお酒呑まないって…)

そんなことを思いながら、
このお店に来た彼の真意を問おうと決心した。

「あのさーー」

「あ!お客さんたち…もしかして昨日の!?」

私の声が大きな男性の声に掻き消された。


なんだか今日は、
私の声が遮られることが多い気がする。



少しムスッとしながら声の主である
通りがかった男性店員さんの方に視線を移す。