甘くて意地悪な後輩クンの誘惑

「で、何の用?相談なんて嘘なんでしょ」

会議室に入りドアを閉め、

2人だけの空間が居心地悪くて仕方ない私は
彼が抱えた企画資料を横目に強い口調で問いただす。


「さすが先輩、全部お見通しってわけですね」

抱えていた企画資料をテーブルに置き、
ゆっくりと私に視線を戻す。



「今朝、先輩が慌ただしく出て行ってしまったので…

これ、忘れ物ですよ」


青葉くんがジャケットの内側のポケットから、
シルバーのリングを取り出す。