「目が覚めたんですね、先輩」


聞き覚えのある声。

いや、毎日のように聞いている声。


ゆっくりと振り返ると、
やはり私の見間違いではなかったようだ。




ニコッと笑う彼は、





会社の後輩の青葉くんだった。