「明智君の知り合いなら間違いないと思うけど、でも、非正規雇用が条件。
アルバイト程度なら雇っても構わないわ。
受付的な仕事ができれば大丈夫。
もちろん、英語で話す事もPCの操作もね。
契約期間は三か月。
有能ならまた延長という事で。
あとの処理は、今、日本にいる舟に任せるから。
彼に面接と契約の事務処理を頼んでおきます」
ソフィアはそう言うと、最後に余計な事を付け足した。
「凪のようにならないでね。
明智君は皆のアイドルなんだから」
健太郎が返事をする間もなく、ソフィアは電話を切った。
凪さんか…
でも、ある意味、あの凪さんがこの職場で恋愛をしてしまった事実は衝撃的だ。
凪さんがあるのなら、他の一般市民は大いにあるという事。
健太郎は胸のざわつきを必死に抑え込んだ。
でも、僕に限ってあるはずがない…
この想いは幼なじみへの愛情と一緒だから。



