“急用ができて、そっちに帰る事ができません
でも、家にはちゃんと帰るから、心配しないで”
“どこにいるの? 加賀谷の所?”
ロビンの返信はしばらくなかった。
そして、一時間ほど経った頃、やっとロビンからの返信が入る。
“加賀谷君といるけど、何も心配ないから
ちゃんと帰ってくるから、大丈夫だよ”
健太郎はロビンのメッセージに返信はせずに、すぐに加賀谷の家へ向かった。
その家に着いた時、ロビンが以前、友達の家にお世話になっていると言っていた家は加賀谷の家だったという事に気付いた。
あの時、ロビンと再会したカフェはそいつの家の近くだった。
色々な複雑な思いが交じり合う中、健太郎は加賀谷のマンションの部屋を外から眺めてみる。
部屋の明かりはついていない。どうやら、家にはいないらしい。
健太郎は、一旦車に戻り、ゆっくり頭の中を整理してみた。
どんな情報網を駆使しても、ロビンと加賀谷の関係性だけが分からない。
ロビンのボディガードをしていた加賀谷がロビンに惚れる事は多いに有り得るけれど、でも、ロビンは?
健太郎はズキズキ頭痛がし始める。



