その男、イケメンエリートにつき冷酷そして甘党



「警察に連絡した方がいいんじゃないか?」


トオルは心配そうにそう言った。


「明智君が何か心当たりがあればだけど、何もないんだろ?」


ジャスティンもそう聞いてくる。


「俺に言わせれば、警察より明智君の情報網の方が正確だと思うけどね」


謙人は健太郎を見つめながらそう言った。
ロビンを守るのは明智君だろ?と皮肉めいた笑みを浮かべて。


「警察は今日は待ってもらっていいですか。
僕自身が調べて分かっている所に片っ端から当たってみます」


トオル達は全てを健太郎に任せてくれた。
健太郎はその男の正体はもう分かっている。
加賀谷譲司。
ロビンの友達で、ロビンが働いていたクラブのオーナーの手下の男だ。
ロビンが現役の頃は、ロビンのボディガードとして働いていた。
そこでロビンの信頼を勝ち得たらしい。
健太郎は加賀谷の住所も電話番号も調べて知っている。
でも、だからといって、簡単に連絡を取るわけにはいかない。

健太郎はロビンに何度か電話をかけた。
でも繋がらない。
そして、何より困った事が、ロビンがスマホを替えたせいでGPSでロビンの居場所を追えない事だった。
超がつくほどの格安スマホにその機能はついてなかった。

健太郎はそれでもあの手この手でロビンの居場所を追跡する。
パソコンを駆使して健太郎の持っている膨大な情報網でロビンの追跡を試みた。
すると、突然、ロビンからメッセージが入った。