そう言って、謙人は電話を切った。
そして、ロビンへのメッセージが既読にならない事に気付き、今度は電話をかけてみる。
何度鳴らしても、ロビンは電話にも出なかった。
謙人はトオル達に知らせる前に、健太郎に連絡をした。
ロビンの交友関係を知っているのは明智君しかいないから。
健太郎は謙人の話を聞いて、すぐに時間を見る。
もうすぐ五時になろうとしていた。
「今から急いで帰ります。
ロビンの荷物とかはそこに置いてあるから、多分、それを取りに帰ってくると思うので」
「自由の身ならね」
謙人は脅すようにそう言った。
どっちにしても健太郎はロビンの荷物を取りに帰らなければならない。
財布も鍵も全部置きっぱなしだと思うから。
会社へ帰り着いた健太郎は、とりあえずトオルやジャスティンにロビンがいなくなった事を報告した。
謙人が一通りの経緯を説明する。



